みなさん、こんにちは。昨年に続いて今年も四季の那須フォトコンテストの審査を担当しました。第１２回の応募人数は１８４名で、応募点数はまたしても記録を更新。過去最高の５５６点が集まりました。最年少は１０才、最年長は８３才です。応募作品は、四季折々で人気のある那須の名所はもちろん、自分だけが知っている穴場的な場所などさまざまでした。１２年間続けてきたおかげで間口が広くなったのでしょう。ベテランに混じって新人の作品にも優れたものが増えてきました。幅広い年齢層、幅広い内容の作品が集まるのは素晴らしいことです。

　東京生まれの私は、幼いころから何度も那須を訪ねています。写真家になってからはロケに来ることもあります。那須のことは少しは知っているつもりだったのですが、四季の那須フォトコンテストの審査を担当して、さらに奥深い那須の魅力に気がつきました。今後も素晴らしい作品を世に送り出し、那須の魅力を広めてほしいと思います。

審査員　写真家　阿部秀之

＜写真家　阿部秀之＞

東京生まれ。86年よりフリー。
ヨーロッパの風景、ポートレート、コマーシャルなど、
幅広いジャンルを撮影。
フリーになると同時にカメラ専門誌にも執筆をはじめ現在は、
月刊カメラマン「アベっちのデジタル今昔物語」。
ニコンイメージングジャパンnikkor club会員誌「自分だけの旅写真」を連載中。
撮影だけではなく、技術的な解説も定評がある。