第15回グランプリ 特 選 入 選 総 評   



地吹雪舞う 躑躅回廊
「地吹雪舞う」
古郡和敏(神奈川県芽ヶ崎市)
撮影場所:殺生石
「躑躅回廊」
村上利行(福島県郡山市)
撮影場所:八幡


ホテルを早く出発し殺生石に向かいました。前日雪だったので、強風が吹く度に地吹雪が舞いました。(古郡)


毎年訪れていますが、この日は快晴のもと、躑躅も咲きそろい、すばらしい時間を過ごすことができました。(村上)



朝靄に咲く 伝統祭り
「朝靄に咲く」
綿引勝春(茨城県大子町)
撮影場所:簑沢
「伝統祭り」
中川秀男(福島県いわき市)
撮影場所:殺生石

撮影時期としては遅めでしたが、幸に朝靄が立ち幻想的な風景でしたので、バックの黒い部分に靄が配置されるよう構図を考え作画しました。(綿引)

今回のこの祭は続けて2度目の撮影で、自分なりに良く撮れたと思います。次回も行ってみたいと思います。(中川)



秋空を抱きしめて 御神火祭にて
「秋空を抱きしめて」
岡本恵美子(福島県白河市)
撮影場所:Mt.ジーンズ那須
「御神火祭にて」
遠藤十一(福島県白河市)
撮影場所:殺生石

緑の笹と映える紅葉の中で、雲と青空を分かつように、力一杯枝を広げている樹木の姿に感動し、撮影しました。(岡本)

友から殺生石の御神火祭の事を聞き、2人で初めて見物に行きました。木道でポーズを取っている女性がおり、そのときの1枚です。(遠藤)



幻想の朝

白服の集団
「幻想の朝」
野川広子(栃木県宇都宮市)
撮影場所:赤松林
「白服の集団」
大竹はじめ(栃木県宇都宮市)
撮影場所:殺生石

那須の花ごよみの中でも、赤松林のアジサイは毎年心待ちにしています。雨上がりで霧が立ち込める中のアジサイです。(野川)

御神火祭のひとコマです。松明を持った白装束の人々を、ブルーアワーの時間帯に撮影しました。(大竹)



ほっと一息 寒波到来
「ほっと一息」
中村 卓(栃木県宇都宮市)
撮影場所:牛ヶ首
「寒波到来」
福田 実(栃木県日光市)
撮影場所:熊見曽根

那須岳の紅葉とひょうたん池の絶景を見た帰りの一枚。山が大好きですが日焼けが苦手な妻は手ぬぐいを巻いていました。そこで味わう味噌汁は格別でした。(中村)

強風に躊躇しながら歩みを進め、朝日岳の肩に登りつくと、その先の稜線は、紅葉やハイマツを霧氷が覆い、それは美しい光景を見せてくれました。(福田)




牛、憂し知らず長閑かな ネモフィラの丘
「牛、憂し知らず長閑かな」
佐藤純一(栃木県栃木市)
撮影場所:南ヶ丘牧場
「ネモフィラの丘」
渡邉廣壽(栃木県壬生町)
撮影場所:那須フラワーワールド

 いい天気だったので思い立って那須へ。かわいい ガーンジィ牛の姿に惹かれて撮りました。もっと魅力的な写真を撮ってリベンジします。(佐藤)

 ネモフィラの青と那須岳を入れてみました。(渡邉)



稲刈り終えて 湖面で楽しむ
「稲刈り終えて」
野原俊之(栃木県高根沢町)
撮影場所:伊王野
「湖面で楽しむ」
島田繁男(栃木県高根沢町)
撮影場所:矢ノ目ダム

伊王野に妻と蕎麦を食べに訪れました。秋晴れに彼岸花、稲刈りの跡、稲架で収穫の季節を表現してみました。(野原)

田植え祭り後に矢の目ダムに行った時、舟で立って遊んでいたのが珍しく、撮らせて頂いた写真です。(島田)



里の秋 歴史の小径を行く(春)
「里の秋」
清水やす子(栃木県さくら市)
撮影場所:簑沢
「歴史の小径を行く(春)」
長谷川和徳(栃木県大田原市)
撮影場所:芦野

花が終わりに近づいた頃、やっと夕陽に恵まれました。地元の方の二人連れ、特に後手の男性がこの夕景にぴったりだと思いました。(清水)

新緑の遊行柳と満開の桜が逆光で輝くタイミングに、サイクリストが来るのを待ちかまえて撮りました。(長谷川)



朝焼けに染まる 幽幻の宵
「朝焼けに染まる」
小林正行(栃木県大田原市)
撮影場所:那須町共同利用模範牧場
「幽幻の宵」
佐川栄治(栃木県那須塩原市)
撮影場所:殺生石

冬の模範牧場は林がとてもきれいなので、朝早く撮影に出かけました。この日は運が良く、朝焼けが大変きれいでした。(小林)

千体地蔵を前面に入れ、那須神社から下りてくる白装束に身を包んだ松明行列と組合せ、幽玄の世界になるようマイナス補正で撮影しました。(佐川)



視線 春の息吹
「視線」
足立哲弥(栃木県那須塩原市)
撮影場所:殺生石
「春の息吹」
平田美代(栃木県那須塩原市)
撮影場所:駒止の滝

御神火祭の撮影で場所取りをしていた時、少年の背負う白面に見られているようで、思わずシャッターを切りました。(足立)

雨上がりの瞬間に、緑一色に囲まれた駒止の滝が美しく、今までみたことのない風景を捉えることができて嬉しかったです。(平田)


第15回グランプリ | 特選 | 入選 | 総評