第4回優秀賞 入選(春〜夏) 入選(秋〜冬) 総評    
第4回 四季の那須フォトコンテスト

主催:那須町・那須町商工会

 第4回四季の那須フォトコンテストに県内外から、たくさんのご応募ありがとうございました。
応募点数345点、応募者数141名の中から入賞された作品をここに発表いたします。



※写真をクリックすると大きい画像が御覧いただけます(別窓が開きます)。




 

氷華
 那須の山々は季節ごとに変わる景色がとても美しい大自然です。撮影当日(H18.11.13)の朝日岳は、昨日からの寒波により霧氷で覆われた小灌木が氷の華のように見えました。これぞまさに「宝物!」そっと大切にカメラに収めたワンカットです。(久)


 晴天の下、白く輝く氷華は厳しくも美しい冬ならではの被写体といえるでしょう。ワイドレンズで氷華に迫り、奥に朝日岳を配したことで視線が手前から奥へスムーズに誘導され、この場所の高度感がうまく表現されています。誰にでも行けるわけではない冬山でめぐり合った青空と氷華はまさに宝物ですね。その宝物を的確な技術で写し留めた作者の手腕は見事です。(選評:米)
「氷華」 
久 忠(那須塩原市)
撮影場所:朝日岳登山道








弥生の空に
 たけなわの春と過ぎ行く冬とを澄んだ空に対比。狙い通りの撮影が出来ましたが、終日、那須連山から雲が離れなかったのが残念でした。山桜の古木、大木があり魅力的な処です。(林王)


 青空にピンクの桜が映え、清々しい気持ちにさせてくれる作品です。タテ構図にしたことで澄みきった空の高さが強調され、雲も良い位置にあり空間を引き締めています。まだ雪の残る那須連山を奥に配したことで、一足先に麓に訪れた春の喜びがより一層伝わってくるようです。(選評:米)
「弥生の空に」
林王治之(宇都宮市)
撮影場所:芦野御殿山公園



 最近きれいな雑木林が少なくなりました。ここは林床もきれいに木の葉さらいがされていて気持ちの良い雑木林です。何日か通いちょうど見頃な花時期にやわらかな日射しという恵まれた条件のもとで撮影できました。(荒崎)


 ツツジのピンクと緑の木々が爽やかな初夏の雰囲気を伝えてくれます。ポイントになる木を中央左に配し、その木を包み込むように咲き誇る満開のツツジ。適度な切り取りがこの作品の魅力を増し、ちょうどツツジが見頃を向かえたこの雑木林全体を想像させます。インクジェットプリントも素晴らしい出来でした。(選評:米)

初夏の雑木林
「初夏の雑木林」
荒崎節夫(那須塩原市)
撮影場所:一軒茶屋付近



秋空高く  初秋の風を肌で感じながら登山道を行き、峰の茶屋周辺を散策すると、青空に映える群青のリンドウに感動しました。秋空に向かって咲き誇るそんなリンドウの姿を表現してみました。(熊田)


 初秋の訪れを教えてくれるリンドウの上には澄み渡る空と雲。この作品のポイントは何といってもこの面白い形をした雲にあります。タテ構図にしたことで空の高さや秋風がうまく表現され、空気感がとても良く伝わってきました。「秋空高く」というタイトルが作品の雰囲気をうまく表しています。(選評:米)

「秋空高く」
熊田昌昭(大田原市)
撮影場所:峰の茶屋付近



 私は、この風景が北海道を思わせるような広大な雪原に木立が手前にあり、とても好きな場所でした。朝薄暗いうちに牧場に到着しカメラをセットして、日の出を待ちました。日の出と共に木立が雪原に写し込まれるのを待ってフレーミングしました。(小林)


 整然と立ち並ぶ木立の向こうから優しい冬の太陽とピンクに染まる雪原。まるで北海道を思わせる牧場の美しい瞬間を捉えています。太陽の光を木でうまく遮ったことでゴーストも最小限に抑え、フレーミングも申し分ありません。きっと何度も通われてイメージを膨らましながらこの時を迎えたのでしょう。(選評:米)

朝 光
「朝 光」
小林正行(大田原市)
撮影場所:模範牧場



凍てつく  好天に恵まれた冬山はわずらわしい人間社会とは無縁の神々しいまでの美しさがあり、厳しい風雪が冬の造形美を見せてくれます。この日はガスが湧き上がって行くような噴煙に目が止まり、高度感を出すため縦構図でシャッターを押しました。(持田)


 厳しさの中にも垣間見ることができる美しさが冬山の魅力。タテ構図にしたことで高さが強調され、画面中央に湧き上がる噴煙が躍動感となり、茶臼岳の静と動が見事に表現されています。女性である作者が果敢にも冬山に挑戦され、見事な技術で捉えられたことに心から拍手を贈りたいと思います。(選評:米)
「凍てつく」
持田行子(日光市)
撮影場所:茶臼岳牛ヶ首


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