第6回優秀賞
準優秀賞
入選(春〜夏)
入選(秋〜冬)
総 評
「幻 想」
江面庸夫(宇都宮市)
撮影場所:岩観音
「あじさいの森」
荒崎節夫(那須塩原市)
撮影場所:高久甲
私達が創作活動できるのも、この岩観音に照明装置をつけて、その管理までしてくれる地元のみなさんに感謝します。ありがとうございます。照明の演出で春を凝視したかのような桜花岩観音の色彩美に対峙しました。この幻想の風情を増幅表現したくて、実像にNDフィルターを付けて倒影像との明るさを調整しました。(江面)
那須街道松林のアジサイ、道路の両側にあり、なかなかまとめにくい被写体です。この日は霧雨降る日で、雰囲気も良かったですし、大きなカブに赤紫から青紫までのグラデーションで花色が変化し咲いている様子を画面いっぱいに取り込みました。(荒崎)
「盛夏」
櫻岡 進(大田原市)
撮影場所:峰の茶屋〜朝日岳
「深渓の滝」
佐川栄治(那須塩原市)
撮影場所:両部の滝
題名通り7月の終わりから8月の始めの暑い時期に咲く小さな花です。峰の茶屋から朝日岳に向かう登山道の側にあります。20センチ程度の小さな株は、少しの風でもふらふらゆれるので、撮影が難しい被写体です。(櫻岡)
小雨の中、道に迷いながらやっとの思いでたどり着くと、滝は雨に濡れ赤岩は一層鮮やかな質感を演出してくれていました。二条の滝中央真紅な紅葉と両滝の合流をポイントに超広角で撮影しました。(佐川)
「赤い道」
宇賀神康男(宇都宮市)
撮影場所:大和須
「忘れ柿」
小町隆義(大田原市)
撮影場所:富岡
この日は雲が多く時々薄日のさす天気で、青空もほんの少ししかありませんでした。遠くに赤い鳥居が見えたので、白い空を入れない様に、手前から続くヒガンバナを赤い道に例えて撮影してみました。(宇賀神)
国道からまだ収穫されず、残っている柿が目に入りました。数日後の霜が降りた早朝撮影に臨みましたが、柿と霜の組合せは、背景との噛み合いが悪く、あまりにも期待がもてませんでした。陽が昇るにつれ空も青くなり、綺麗な雲も現れましたので、こちらをメインに撮影しました。(小町)
「錦秋謳歌」
鈴木典子(小山市)
撮影場所:峰の茶屋
「誘惑」
秋葉 新(矢板市)
撮影場所:模範牧場
峰の茶屋で休息していると、岩肌むき出しの断崖の一部が、右からの斜光を受けて輝き始めました。画面にメリハリを付ける為にシャドーをつぶしてシャッターを切りました。那須の秋を満喫した一日でした。(鈴木)
模範牧場に到着した朝は雨でした。車の中で休んでいたら、西の山に少し虹がかかってきて、あっという間に大きなアーチができ、おいでおいでと招いているようで、急いでシャッターを切った数枚の中の一枚です。(秋葉)
「初雪清し」
林王治之(宇都宮市)
撮影場所:唐木田
「夕照に染まる」
山ア 泰(岩舟町)
撮影場所:茶臼岳
待ちに待った降雪。急ぎ唐木田の竹林へ。ところが竹林内は葉が密集しているため、降雪が少なく思い描いていたイメージとは大違い。止むなく補正を大きく取り、古く黄色い竹のない処を選び撮影しました。今年も雪を待ってます。
(林王)
移動性高気圧が日本列島の上に来た時を狙って那須岳に登る。早朝の日の出から夕方まで撮影。夕方の光に染まるエビの尻尾と、白いビークが光しい強風で有名な那須だが、風は無くても氷点下を上回ることのない寒さ対策には十分な注意が必要だ。(山ア)
第6回優秀賞
| 準優秀賞 |
入選(春〜夏)
|
入選(秋〜冬)
|
総評