第6回優秀賞 準優秀賞 入選(春〜夏) 入選(秋〜冬) 総 評   




里の秋
湯守の明り
「里の秋」
岩鍋庄次(福島県白河市)
撮影場所:蓑沢
「湯守の明り」
印南正行(日光市)
撮影場所:那須温泉神社


 前日は雨が降っていましたが、早朝には雨があがりましたので、早々と現地に行き、夜あけを待って花のしずくの落ちないうちに撮影しました。(岩鍋)


 秋、紅葉の朝日岳へ登山に行く途中の早朝に撮った1枚です。たまたま1週間程前に約42年位前の古いミノルタのカメラを手に入れたので、試し撮りをしました。マニュアルカメラなので露出に苦労しました。(印南) 


秋晴れの花園
華かざり
「秋晴れの花園」
千原武和(福島県郡山市)
撮影場所:那須フラワーワールド
「華かざり」
大沢啓子(神奈川県川崎市)
撮影場所:牛ヶ首付近

 とてもさわやかな秋晴れの那須フラワーワールド。赤や黄色の花が咲き誇り、遠くの那須の山々。そして空には秋の雲。実に美しい秋の花風景です。天国はこんな所なのかなあーと思いながらシャッターを切りました。(千原)

 私には一寸と無理かと思われた道のりを光の流れと素晴らしい紅葉の山並みに引かれ辿り着いた牛ヶ首。そこには見事な景色が広がり美しい「華かざり」が出迎えてくれました。ここ迄こられた事に感謝しシャッターを切りました。(大沢)



白穂輝く


歳月
「白穂輝く」
広瀬 徹(矢板市)
撮影場所:峰の茶屋手前山道
「歳月」
堂前勝雄(鹿沼市)
撮影場所:姥ヶ平付近

 10月の早朝、鉱山事務所跡から峰の茶屋跡を目差す。尾根に出ると右手は真赤に染まる朝日岳。左を見ると茶臼岳の斜面一面に白穂が逆光に輝いていた。黒い岩と枯草が多い中で白が引き立つよう、露出を少し切りつめて撮影する。(広瀬)


 風雪に耐え堂々と立ち続け、登山者を見守る勇姿に感動しました。(堂前)



花香る高原

晩秋の木々

「花香る高原」
中嶋太一(那須塩原市)
撮影場所:那須フラワーワールド
「晩秋の木々」
新藤孝子(埼玉県さいたま市)
撮影場所:牛ヶ首

 那須連山とお花畑を組合わせて撮影したいと思い出かけました。雲が切れて茶臼が見えて来たので木をワンポイントに撮影しました。お花畑の手入れの良いのにびっくりしました。(中嶋)


 那須岳の紅葉が美しいと聞き、初めて訪れました。この写真は手前に鮮やかな緑を配置することで、秋の終わりを告げようとしている木々との対比を表現しました。(新藤)



魅せられて

秋風散策

「魅せられて」
竹熊 孝(栃木市)
撮影場所:茶臼
「秋風散策」
熊田昌昭(大田原市)
撮影場所:峰の茶屋付近

 何年かぶりに紅葉の時期に撮影に出掛けました。撮影はなるべく定番の場所ではなく、今までに撮った事の無い所を心掛けて撮るように気を付けて、撮影した結果だと思います。(竹熊)


 秋日、稜線を吹き抜ける風がとても心地好い日でした。足元にはカリヤスモドキが秋の陽を受け、最後の輝きを放ちながらゆらめいて、短い秋を楽しませてくれました。(熊田)




愛着に染る

静寂

「愛着に染る」
野川健一(宇都宮市)
撮影場所:大島
「静寂」
平田美代(那須塩原市)
撮影場所:矢の目ダム

 今は使用されていませんが、数少ないサイロに愛着が有りまして、平成20年3月より朝、夕と何度も通いましたが、天候に恵まれず那須山を入れることができませんでした。(野川)


 山あいを流れる静かな時間を感じながら撮影しました。氷の造形による氷上の美しさに感動を覚え、その想いを表現出来ればとシャッターを切りました。いかがでしょうか?(平田)

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