第7回優秀賞 準優秀賞 入選(春〜夏) 入選(夏〜冬) 総 評   




可憐
深山に響く

「可憐」
佐海忠夫(真岡市)
撮影場所:マウントジーンズ
スキー場
「深山に響く」
小熊英子(那須塩原市)
撮影場所:両部の滝

 ゴヨウツツジを撮りたく、女房と那須温泉に行った時に、マウントジーンズスキー場のロープウェイで山頂まで行き、時期が遅かったですが、歩いていると、まだまだ咲いていました。霧が可憐さを演出してくれました。(佐海)

 わかりにくい場所にあると言う事で、先輩達に案内していただきました。私には行けない所だと思っていましたので、辿り着いた時の感動を写してみました。(小熊)
 


里山の秋


まつりにむかう
「里山の秋」
角田利二(那須塩原市)
撮影場所:蓑沢
「まつりにむかう」
江面庸夫(宇都宮市)
撮影場所:蓑沢

 平成21年の彼岸花開花は早めでしたが、ここ蓑沢地区の群生地では、満開は遅くなると地元の人に聞いたので、お彼岸過ぎに再度行きました。ちょうど農家の人が稲刈りの最中でしたので、絵が完成したと思いました。(角田)


 蓑沢彼岸花祭りの情景を、美野沢小学校の子供さんの、ゆたかな情緒で表現してみました。(江面)


尾根の輝き

山肌を彩る

「尾根の輝き」
佐藤博之(那須町)
撮影場所:熊見曽根付近
「山肌を彩る」
竹熊 孝(栃木市)
撮影場所:茶臼岳


 太陽に照らされた、光輝く紅い尾根。赤と緑がはっきりして、その場所のみ不思議と明るく見えた印象です。撮影場所の真下「大倉の屋根」まで雲が迫っていましたが、幸いにも好条件の内に撮影ができました。(佐藤)


 那須の紅葉は大好きで出掛けました。牛ヶ首での撮影が主でしたが、天候にも恵まれ素晴らしかったです。下山の時、峰の茶屋より少し下がった所で、逆光を浴びて一段と輝く山肌に感動しました。(竹熊)


朽ちてもなお


淡雪の朝
「朽ちてもなお」
大野詳平(神奈川県横浜市)
撮影場所:茶臼岳付近
「淡雪の朝」
荒崎節夫(那須塩原市)
撮影場所:一軒茶屋付近

 硫黄のせいでしょうか?観たこともない灰色をした木。この存在感は朽ちてもなお劣らず。ましてや一層増した姿に。木も人間と同じだと感じました。岩山と大木が一体感を生み出すアングルで撮影しました。(大野)

 笹の葉にうっすらと雪が積もり、朝日が射し込んで来ると、またたくまに、とけてしまいました。(荒崎)

夕陽に輝く山珊瑚


烈風

「夕陽に輝く山珊瑚」
荻原隆二(高根沢町)
撮影場所:日の出平
「烈風」
佐川栄治(那須塩原市)
撮影場所:牛ヶ首

 道なき腰まで埋まる雪の中をラッセルしながら辿り着いた日の出平。そこは今まで見たことのない霧氷の別世界でした。どこを見ても氷の華の様。あまりにも素晴らしい風景に、胸の高まりを抑えながらシャッターを切りました。(荻原)

 快晴の2月、牛ヶ首に到着。この日は強風で立って撮影できる状況ではなく、岩場に身を潜め烈風で横一直線に流れる噴煙の躍動感と、那須岳の岩氷が白トビしないよう露出アンダーで撮影しました。(佐川)


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