第13回グランプリ 特 選 入 選 総 評   



秋色の小径 陽春の岩観音
「秋色の小径」
秋元友伸(埼玉県川口市)
撮影場所:大丸園地
「陽春の岩観音」
金井 博(埼玉県春日部市)
撮影場所:芦野


 紅葉を求め遊歩道を歩くと、キレイな紅葉が目に飛び込んできたので、下りてきた方を入れて撮影しました。(秋元)


 朱塗りの観音堂・芦野石の岩肌・江戸彼岸桜を一緒に撮影したくて参拝者の途切れるのを待って、やっと写せました。(金井)



雲海朝光 氷花
「雲海朝光」
村瀬清志(埼玉県さいたま市)
撮影場所:茶臼岳
「氷花」
成田眞司(栃木県宇都宮市)
撮影場所:那須岳

 青空を背景に雲海が型を変えながら地平線まで広がり、その上に輝く太陽!!前景に木立を入れて撮りました。(村瀬)

 雪の景色を期待して朝早く出立し、三本槍へ向かう途中に撮った一枚です。日が出て樹氷が剥がれ落ちる前に到着できたのが幸いでした。(成田)



那須町の夜景とオリオン座 後光現る
「那須町の夜景とオリオン座」
青野康廣(栃木県宇都宮市)
撮影場所:峠の茶屋駐車場
「後光現る」
宇塚有友(栃木県宇都宮市)
撮影場所:朝日岳山頂

 峠の茶屋駐車場で車中泊しました。夜明け前の東の空、那須町の夜景上空にオリオン座が昇ってきました。(青野)

 霧が立ちこめている朝日岳山頂、光を背にして立つと自分の影が霧に投影され紅環ができました。幸運にもブロッケン現象がみられました。(宇塚)



風見鶏

春暁
「風見鶏」
檜山 龍(栃木県宇都宮市)
撮影場所:熊見曽根
「春暁」
長谷川和徳(栃木県大田原市)
撮影場所:岩観音

 那須名物の強風によって、道標は2mにも及ぶエビの尻尾で覆われていました。強烈な季節風の余韻を感じながら撮影しました。(檜山)

 夜明け前の映像です。ホワイトバランスを太陽光とすることで、非日常的な桜が放つ妖艶な雰囲気を狙いました。(長谷川)



虹色の夜 月光にそまる
「虹色の夜」
金子政彦(栃木県大田原市)
撮影場所:りんどう湖LAKEVIEW
「月光にそまる」
佐藤英雄(栃木県大田原市)
撮影場所:姥ヶ平

 初めて見たりんどう湖の花火。目の前で打ち上がる迫力と、湖面に映る美しいイルミネーションに心奪われました。(金子)

 茶臼岳の上にひろがる星空を撮りたくて、姥ヶ平で寒さに耐え、熊の気配に注意しながら撮影しました。(佐藤)




目覚めの刻 夕映え
「目覚めの刻」
根沢慎一(栃木県那須塩原市)
撮影場所:小深堀
「夕映え」
佐川栄治(栃木県那須塩原市)
撮影場所:矢ノ目ダム

 起状のある大地に縦縞の模様に発芽した牧草の新芽が美しく、目を奪われました。早朝の柔らかい光を浴び、生き生きと輝いていました。(根沢)

 落陽したすぐ後に流れ雲がオレンジ色に変わり湖面に映り込みました。水没林をアクセントに撮影しました。(佐川)



森の音 太陽の落書
「森の音」
平山靖夫(栃木県那須塩原市)
撮影場所:高久乙
「太陽の落書」
高柳一徳(栃木県那須塩原市)
撮影場所:大和須

 水の流れと木々の緑がうまく表現できず、4週連続で早朝、通いました。廻りは新緑から深緑へと移りかわっていました。(平山)

 いつも何気なく見ているソバ畑。この日はいつもと違う時間帯でした。予期せぬ白い絨毯に描かれた影に感動しました。(柳)



花のワルツ 深まる秋に滝落ちる
「花のワルツ」
小熊英子(栃木県那須塩原市)
撮影場所:ファミリースキー場
「深まる秋に滝落ちる」
福田英幸(栃木県那須塩原市)
撮影場所:駒止の滝

 久しぶりに、岩カガミに会いに行きました。前よりたくさん咲いており、霧のはれるのを待って、シャッターを切りました。(小熊)

 紅葉した山々と滝の風景が見たくて三度訪れ定点撮影をしました。タテ位置に構えて山々の奥深さを表現しました。(福田)



輪になって 田園夕照
「輪になって」
鍋嶋洋子(栃木県那須塩原市)
撮影場所:棚橋
「田園夕照」
石沢 均(栃木県那須町)
撮影場所:新小羽入

 わぁーかわいい!そんな感動の中で、童心に返り撮しました。農家の方の人柄が伺えます。(鍋嶋)

 この日はすごい夕焼けでした。自宅から撮影場所まで歩きで三、四分ですが、いつも間に合わずこの日はぎりぎりでした。(石沢)



邪気を払う 雨上がりの竹林
「邪気を払う」
加藤久子(栃木県那須町)
撮影場所:余笹川ふれあい公園
「雨上がりの竹林」
石川義一(栃木県那須町)
撮影場所:黒田原立岩

 那須町恒例の九尾のきつね祭での一コマです。古くから鐘や太鼓の大きな音で邪気を祓うという習わしがあるそうです。(加藤)

 雨にうたれた若竹の輝きを狙いシャッターを切りました。竹の伸びゆく姿が好きなのでこれからも撮っていきたいと思っています。(石川)


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