第14回グランプリ 特 選 入 選 総 評   




彩雲 茶臼岳 古橋
「彩雲 茶臼岳」
今成登喜夫
撮影場所:中の茶屋跡付近
「古橋」
若林茂光
撮影場所:八幡

 恒例の那須新雪登山、中の茶屋跡まで下って来ると、飛来する雲に午後の光が当り、束の間の幻想的なドラマが茶臼岳を彩っていた。(今成)

 つつじ吊橋からの眺望です。手持ちで撮影しましたが、人が行き来する度に橋が揺れるのでブレに注意しながら撮りました。(若林)



名付けて「つつじ川」 竹林の里
「名付けて「つつじ川」」
柴田敏文
撮影場所:八幡
「竹林の里」
山内俊彦
撮影場所:芦野

 つつじ園の坂道を登り、左手に曲がる。その瞬間、緩やかな登り坂の奥からピンク色の川が蛇行し淀みを造って現れた。その感動的な景観を撮った。(柴田)

 竹は私の好きな被写体のひとつです。この作品は天気と時間帯を選ぶのに苦労し、二度挑戦した中での一枚です。(山内)



狐が微笑んだ 化身
「狐が微笑んだ」
佐藤幸雄
撮影場所:殺生石
「化身」
大竹はじめ
撮影場所:殺生石


 御神火祭の九尾の狐です。コミカルな舞と微笑む狐面が印象的でした。(佐藤)


 山から下りて来た女性は那須に住んでいると言っていたが、彼女は狐の化身だったのではないだろうか。(大竹)



惜秋の茶臼岳 お米とれるかなぁ
「惜秋の茶臼岳」
伊福 章
撮影場所:姥ヶ平
「お米とれるかなぁ」
大貫奈菜
撮影場所:稲沢


 今年の茶臼岳、猛暑、長雨にも負けず、一味違う素晴らしい表情で過ぎ行く秋を演出してくれました。自然の偉大さに感謝。(伊福)


 私の弟と田んぼをながめながら「今年もお米がたくさんとれるといいね」と話している様子を撮りました。(大貫)



桜鑑賞ダブルで 咲き誇る
「桜鑑賞ダブルで」
吉村勝昭
撮影場所:那須歴史探訪館
「咲き誇る」
高久 忠
撮影場所:Mt.ジーンズ

 御殿山の急斜面を下って出会った歴史探訪館。ガラスの壁面に写り込む景色はまるでダブルの桜鑑賞でした。(吉村)

 茶臼岳が眺望出来るまで待つこと二時間、茶臼岳と清楚な五葉つつじのコラボレーションで纏めてみました。(高久)


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