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ほころび始まる 芦野の春
「ほころび始まる」
福田廣志(那須塩原市)
撮影場所:高久
「芦野の春」
鈴木征一(福島県白河市)
撮影場所:御殿山

 那須町高久地区4号国道バイパスの道路わきに江戸彼岸桜の古木に毎年素晴らしい花を咲かせて、地域の人々の心の安らぎとなっている、残雪の那須岳の雄姿を背景に、ほころび始めた朝にシャッターを押しました。(福田)

 芦野は白河から近く時々撮りに出かけます。この日御殿山、下からの桜は見事で、さらに上に登って4〜5枚撮りその中の1枚です。(鈴木)




高原の春

特等席
「高原の春」
西間木繁雄(福島県須賀川市)
撮影場所:那須フラワーワールド
「特等席」
須藤光男(大田原市)
撮影場所:那須フラワーワールド

  残雪が残る那須山を背景に人物を入れて撮影しました。犬を連れた人と車イスのご夫婦がタイミング良く入ったのはラッキーでした。(西間木)

 満開となったチューリップ畑では、押し車を頼りに訪れた母娘がベンチで休息をとる。春の穏やかな陽射しが降り注ぎ、丸くなった母の後ろ姿からは、一時の癒しと安らぎを感じる。(須藤)




朝ぼらけ

九尾太鼓の五匹
「朝ぼらけ」
林王治之(宇都宮市)
撮影場所:八幡
「九尾太鼓の五匹」
富岡一郎(群馬県前橋市)
撮影場所:殺生石河原


 狙いは、雲海からの日の出とツツジの組み合せだったのですが雲海は発生せず、太陽は思ってた処より北で屋根の陰。下見の大切さを改めて痛感しながら、棚引く雲と淡い朝焼けを配して高原の朝を描写しました。(林王)


 賽の河原に着いた時は暗くて沢山の人で混雑していました。また大小様々な石もあって、初めての私は場所の選定に迷いました。色や照射角に変化を持たせた数台の投光器、五匹の狐の動き等のタイミングが、全てのシャッターチャンスだったのだと思います。また一つ勉強になりました。(富岡)




天空の花畑

赤いネックレス
「天空の花畑」
櫻岡 進(大田原市)
撮影場所:朝日岳付近
「赤いネックレス」
江川多嘉(宇都宮市)
撮影場所:蓑沢

 花盛りの季節、早朝急斜面の登山道を朝日岳付近まで足をすすめた。撮影目的地に到着するなり小雨に見舞われた。雨は十数分程でやみ、あたりはしっとり感がでて奥の山には霧も出始め願ってもない情景となり感動の瞬間でした。(櫻岡)

 黄金色になった稲が残っていた、畔道に真赤な彼岸花が咲いていた、広角レンズで角度を変えて撮りました。(江川)



真冬の合掌
那須薪能
「真冬の合掌」
伊藤辰明(那須町)
撮影場所:殺生石千体地蔵
「那須薪能」
佐川栄治(那須塩原市)
撮影場所:那須町文化センター

 千体地蔵は何度か撮影していましたが、なかなか満足するようなものはありませんでした。この日は、前日からの雪で殺生石の河原が一面の銀世界になっており、ほとんどの地蔵様がうもれてる中で何体かの顔と、合掌している手が印象的でした。(伊藤)

 那須で初めての薪能が町文化センターで開催されると聞き出かけました。屋外での薪能の雰囲気が出るようかがり火を手前に入れ赤衣装の能舞が暗闇に印象的に浮かびあがるようバックに気を配り撮影しました。(佐川)


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