第9回優秀賞 準優秀賞 入選(春〜秋) 入選(秋〜冬) 総 評   




収穫

静けさの中
「収穫」
江川 清(宇都宮市)
撮影場所:蓑沢
「静けさの中」
野川健一(宇都宮市)
撮影場所:芦野


 彼岸花の名勝には毎年撮影に行っています。当日は彼岸花の撮影を終え近くで稲刈を終えオダ掛けをしている農夫に声を掛け承諾を得て撮らせて頂きました。(江川)


 歴史を感じさせてくれる場所ですので今年は何度となく足を運びました。竹林の中にひっそりと貫禄を見せてくれて感動しました。(野川)




実りの頃

秀麗駒止の滝
「実りの頃」
斎藤 満(宇都宮市)
撮影場所:蓑沢
「秀麗駒止の滝」
村瀬清志(埼玉県さいたま市)
撮影場所:駒止の滝

 彼岸花を見ようと訪れた蓑沢では秋祭りが行なわれていて、田んぼには稲のはさ掛けが並んでいました。その実りの秋に元気に走る子供達が印象的でした。(斎藤)

 美しく紅葉した広大な山麓に流れ落ちる一筋の滝とライトブルー滝壺に感動してシャッターを押しました。紅葉のピークを過ぎた上部から滝一滝壺に至る谷間の線を意識して撮りました。(村瀬)




燃ゆる秋

山肌華やぐ
「燃ゆる秋」
松本 洋(那須塩原市)
撮影場所:姥ヶ平
「山肌華やぐ」
加藤久子(那須町)
撮影場所:峠の茶屋

 撮影場所は、姥ヶ平にあるひょうたん池。池に映り込む茶臼岳も魅力だったが、山肌一面の紅色に圧倒され、このアングルにした。この日の風景は、ここまで登り歩いて来た者だけに「那須」が用意してくれた素敵なプレゼントだった。(松本)

 毎年、茶臼岳周辺の紅葉を心待ちにしておりシーズン中には何度も足を運んでしまいます。この作品は赤面山に群生する笹の緑と紅葉とのモザイク模様を美しく感じ写し止めたものです。(加藤)




高原の朝

厳冬の日暈

「高原の朝」
鈴木俊信(東京都武蔵村山市)
撮影場所:高久丙
「厳冬の日暈」
檜山 龍(宇都宮市)
撮影場所:中の大倉屋根

 緩やかなスロープの丘陵。日に出前から三脚を据えて構えていると、時々刻々と雪原の色が変わって来ました。コバルトブルーからスカイブルーへそして黄金色に染まって来ました。その向こうから静々と赤み帯びた太陽が昇って来ました。以前訪ねた北海道の丘陵を思い出して寒さを忘れてシャッターを押しました。(鈴木)

 那須の冬山としては貴重な好天に恵まれ、さらに、日暈と雲海のおまけが付いた一日でした。そのすべての要素をダイナミックに表現するため、魚眼レンズで撮影しました。(檜山)




初冬湖

朝日に向って
「初冬湖」
薄井光雄(福島県白河市)
撮影場所:矢ノ目ダム
「朝日に向って」
石川義一(那須町)
撮影場所:矢ノ目ダム

  寒さが厳しくなって来たころダム湖に行くと、薄氷がはっていて、うっすらと降った雪模様が面白かったので撮ってみた。(薄井)

 矢ノ目ダムは人工湖であり、朝夕は特に変化に富み撮影には良い地ではないかと思います。作品は、12月の寒い朝、陽が出て間もない時、カモが泳ぎ出した所です。(石川)

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